- 保育士歴16年、現役保育士が執筆
- 3児の母
秋の訪れを感じる9月。お子様と一緒に過ごす時間も、少しずつ室内が増えてきませんか?
「お月見」をテーマにした幻想的な物語や、「秋の味覚」を楽しく学べる絵本など、9月ならではの魅力がつまった絵本を紹介します。これらの絵本を通じて、お子様と一緒に秋の風情を感じ、季節の変化を楽しむひとときを過ごしてみませんか?
さあ、一緒に9月にぴったりの絵本の世界へ飛び込んでみましょう!
目次
0・1・2歳児向け
【おつきさま こんばんは】
夜空に輝くおつきさまが優しく見守もります。シンプルな言葉と、夜空の青とお月さまの黄色が幻想的な世界を描く人気絵本です。
箸/林明子 出版/福音館書店
対象年齢/0~2歳
【おつきさま なにみてる】
夜空に輝くおつきさまが、こいぬやことり、そして眠る赤ちゃんを優しく見守ります。やさしい言葉と柔らかな絵が特徴の心温まる絵本です。
作/なかじまかおり 出版/岩崎書店
対象年齢/0〜2歳
【くだものさん】
果樹園を舞台に、葉っぱの下に隠れたりんごやみかんなどのくだものたちが、めくりしかけで次々と登場します。「くだものさん くだものさん だあれ?」という問いかけに、子どもたちは楽しみながら果物の名前を覚えられる、愛らしいファーストブックとなっています。
作/tupera tupera 出版/学研
対象年齢/0~3歳
3・4・5歳児向け
【ゆすってごらん りんごの木】
子どもが主役となる参加型絵本です。本をふったり、回したり、こすったりすることで、絵本の中のキャラクターたちを助けていきます。りんごの木やくすぐりおばけ、びしょぬれねこなど、様々な場面で子どもの想像力と行動力が試されます。親子で楽しめる、ドイツ発のベストセラー絵本が日本上陸し、大反響を呼んでいます。
作/ニコ・シュテルンバウム
訳/中村智子
出版/サンマーク出版
対象年齢/3歳頃から
【ほしじいたけ ほしばあたけ】
干しシイタケのおじいさんとおばあさんが主人公の絵本です。きのこ村に住む2人は、ある日村の子どもが崖から落ちたと聞き、助けに向かいます。ほしじいたけはある力を発揮して奮闘しますが、最後はみんなの協力で無事救出。ユーモアと温かさにあふれた、きのこたちの心温まる物語です。
作/石川基子 出版/講談社
対象年齢/3歳頃から
【20ぴきのおいしいあき】
ねずみの大家族20匹が秋の味覚を楽しむ絵本です。床下の台所で、くりごはんやきのこ、おいもの煮物、かき、どんぐりとやまぶどうのケーキなど、秋の食材を美味しそうに味わう様子が描かれています。素朴で温かみのあるイラストと共に、実りの季節の喜びと家族の絆が伝わる物語です。
作・絵/たしろ ちさと 出版/ひかりのくに
対象年齢/3歳頃から
【あきとふゆ はたけのごちそうなーんだ?】
作/すずき もも 監修/有村 利治
出版/アリス館
対象年齢/3歳頃から
【お月さまってどんなあじ?】
お月さまってどんな味がするの?動物たちの好奇心から物語が始まります。お月さまにたどり着こうと動物たちが協力しますが、手が届きそうでなかなか届きません。
文・絵/マイケル・グレイニエツ
訳/いずみちほこ
出版/らんか社
対象年齢/5歳頃から
今回は以上になります。