絵本

【絵本】11月のおすすめ8選 現役保育士が厳選

  1. 保育士歴16年、現役保育士が執筆
  2. 3児の母

 

肌寒くなって秋が深まってきたね。この時期ならではのおすすめ絵本が知りたいな。
任せて!

今回は「秋の自然物」をテーマにした絵本を中心にご紹介します。

紅葉やどんぐり、虫たちなど、秋ならではの魅力を描いた絵本ばかりです。

 

絵本は子供の想像力を育み、親子のコミュニケーションを深める素晴らしいツールです。特に、秋の自然をテーマにした絵本は、子供たちの好奇心を刺激し、季節の変化を感じ取る感性を養うのに最適です。

お子様と一緒に秋の世界を探検してみませんか?

 

0・1・2歳児向け

【どんぐり とんぽろりん】

「とんぽろりん」という愛らしい音とともに、木から落ちたどんぐりがころころ転がる様子が描かれています。子どもから大人まで楽しめる、秋の絵本の定番として人気を集めています。

作/武鹿悦子  絵/柿本幸造

出版/ひさかたチャイルド

対象年齢/1歳頃から

 

【どんぐりないよ】

りすくんが「どんぐりどんぐりおいしいどんぐり」と歌いながら丘へ向かいます。しかし、見つかったのはたった3個。森に行っても1個しかありません。どんぐりパーティーをしたかったのに、どうしよう。友だちとの心温まる交流が描かれる絵本です。

作/間部 香代  絵/ひろかわ さきこ

出版/鈴木出版

対象年齢/2歳~3歳

 

【もりのおふろ】

森の中におふろがあります。おふろにライオンがやってきて体を洗い始めると、次々に動物が集まります。「ごしごししゅっしゅっ」とリズミカルに体を洗う様子が楽しい絵本です。

作/西村敏雄   出版/福音館書店

対象年齢/2歳頃から

 

3・4・5歳児向け

【ばけばけ はっぱ】

色とりどりの落ち葉の中にの中に隠れた生き物が次々と登場します。「ふーっ」と吹くと、驚きの姿が現れる仕掛けが、子どもたちの遊び心をくすぐります。

箸/藤本ともひこ 出版/ハッピーオウル社

対象年齢/3歳頃から

 

【おちばのしたを のぞいてみたら…】

落ち葉の下に隠れた小さな生き物たちの世界を、美しい写真で紹介しています。ワラジムシやヤスデ、ミミズなど、普段見過ごしがちな土壌動物たちの姿を鮮明に捉え、その生態や役割を分かりやすく解説しています。子どもから大人まで楽しめる、自然の不思議と生命の循環を感じられる一冊です。

文・写真/皆越ようせい

出版/ポプラ社

対象年齢/3歳頃から

 

【おちばいちば】

小さく縮んださっちゃんはてんとう虫に導かれ、虫たちの「おちばいちば」へ。落ち葉や木の実でできた料理や雑貨、服などが並ぶ市場を楽しみます。賑やかな市場の描写は大人にも子どもにも魅力たっぷりです。

作/西原みのり  出版/ブロンズ新社

対象年齢/4歳頃から

 

【どんぐりころころ】

秋の公園や林で見かけるどんぐりの多様な種類や特徴、成長過程を美しい写真で紹介しています。大きさや形の違いなど、どんぐりの魅力を子どもたちにわかりやすく伝える科学絵本となっています。自然の不思議さや面白さを感じられる一冊です。

監修/大久保 茂徳  写真/片野 隆司

出版/ひさかたチャイルド

対象年齢/3歳頃から

 

【びっくりまつぼっくり】

松ぼっくりの不思議な世界を探る絵本です。くるくる回るタネのダンスや、天候による形の変化など、松ぼっくりの秘密を楽しく紹介します。植物生態学者の多田多恵子氏による科学的な視点と、堀川理万子氏の美しい絵が、子どもたちの好奇心を刺激します。最後には、読者も試せる「びっくり手品」も収録されており、自然の不思議を体験できる魅力的な一冊です。

作/多田 多恵子  絵/堀川 理万子

出版/福音館書店

対象年齢/3歳頃から

 

 

いかがでしたか?

秋の深まりとともに、子どもたちの想像力を育む素晴らしい絵本をご紹介しました。落ち葉の舞う風景や、どんぐりやまつぼっくりの世界、そして秋の自然の美しさを描いた作品の数々は、この季節ならではの魅力にあふれています。これらの絵本を通じて、お子様と一緒に秋の豊かな情景を楽しみ、季節の変化を感じながら、温かな時間を過ごしていただければと思います。

 

読書の秋、親子で絵本の世界に浸る素敵なひとときをお過ごしください。

 

今回は以上になります。

  • この記事を書いた人

おやつママ

保育士歴16年 | 小3、小1、2歳児の3児のママ | 本当に役立つ保育のネタ | ときどき子育てネタ

-絵本
-, ,