- 保育士歴16年、現役保育士が執筆
- 3児の母
季節に合った絵本って何があるんだろう?
絵本の読み聞かせには、子どもの言語能力や感性を育てる効果があることが知られています。特に、季節に合った絵本を選ぶことで、子どもたちは現実世界と絵本の世界をつなげて理解し、より深い学びを得ることができるのです。
そこで、現役保育士が厳選した「10月のおすすめ絵本8選」をご紹介します。これらの絵本は、秋の自然、ハロウィンなど10月ならではのテーマを楽しく学べる内容となっています。子どもたちの興味を引き出し、季節の魅力を存分に感じられる絵本ばかりです。
この記事を読めば、子どもの年齢や興味に合わせた最適な絵本選びのヒントが得られるはずです。さあ、素敵な絵本の世界への旅に出かけましょう!
目次
0・1・2歳児向け
【おいもほり】
作/中村 美佐子 絵/いもと ようこ
出版/ひかりのくに
対象年齢/2歳頃から
【ハッピーハロウィン!】
箸/新井 洋行 出版/講談社
対象年齢/1~2歳
【ハロウィン!ハロウィン!】
箸/西村 敏雄 出版/白泉社
対象年齢/2歳頃から
3・4・5歳児向け
【さつまのおいも】
土の中で人間のように暮らすおいも家族が主人公の絵本です。ある日、子どもたちが芋掘りにやってきて、おいもたちとの綱引きが始まります。最後に○○で反撃するという、ユーモアたっぷりのストーリー。子どもから大人まで楽しめる、秋の味覚を題材にしたロングセラー絵本です。
文/中川ひろたか 絵/村上康成
出版/童心社
対象年齢/3歳頃から
【いもいもほりほり】
箸/西村敏雄 出版/講談社
対象年齢/3歳頃から
【おこめができた!】
この絵本は、お米が種から食卓に届くまでの1年間の過程を、美しい写真と分かりやすい解説で紹介しています。稲作の仕事を通じて、子どもたちは自然の恵みと農家の努力を学びます。最後に「いただきます」と言って、大切に育てたお米をみんなで味わう感動的な物語です。
監修/中川 孝俊 写真/岩間 史朗
出版/ひさかたチャイルド
対象年齢/3・4歳頃から
【しゃっくりがいこつ】
ある朝、がいこつが目覚めると止まらないしゃっくりに悩まされます。友だちのオバケと様々な方法を試しますが、効果がありません。がいこつならではの骨ギャグとコミカルな展開で、子どもたちを楽しませる絵本です。果たして、がいこつのしゃっくりは止まるのでしょうか。
作/マージェリー・カイラー 絵/S.D.シンドラー
出版/らんか社
対象年齢/3歳頃から
【だれだれ?ハロウィン】
ハロウィンの日にふうちゃんの家を訪れる仮装した友達を当てっこする楽しい絵本です。次々と現れる友だちの正体を「へんしんしてるの だれ だれ?」と問いかけながら、パレードやパーティーを楽しみます。最後には思いがけないお客様の登場で、さらに盛り上がります。幼児向けの参加型ハロウィン絵本として、楽しさいっぱいの作品です。
作/えがしら みちこ 出版/白泉社
対象年齢/3歳頃から
いかがでしたか?
今回ご紹介した8冊の絵本は、それぞれが秋の魅力を独自の視点で描き出しています。これらの絵本を通じて、お子さまと一緒に秋の世界を探検し、豊かな言葉や感性を育んでいただければ幸いです。
今回は以上になります。